今日は、産業精神保健講演会に参加してきました。
冒頭、かつて自殺未遂を図った経験のある方による講演がありました。過重労働が主な原因かと思われますが、こうして、公の場で自らの体験を語ってくださったことに、まずもって敬意をはらいたいと思います。 本当に勇気ある行動だと思います。
詳しくは書きませんが、同じように大変な思いをされている企業戦士が、今の日本にはたくさんいるだろうと思います。 意外とすぐ身近にいるかも、とも思いました。
後半は、精神科医の先生による特別講演、そして企業の人事グループマネジャー、産業医を交えてのパネルディスカッションがありました。
これらのお話をとおして感じたのは、「うつ」になっていく過程では、多くの人が自らは気づかないまま病状が進んでしまう怖さです。 働いて働いて、時には高揚感も感じながら(←躁状態ともいえる)、仕事に没頭していく。 本人も周りも、高速回転している状態が当たり前になってしまって、実はオーバーヒートのギリギリ手前であることが分からなくなってしまう。
気づいたときには、体が悲鳴をあげ、あちこちに不調が起こっている。 最悪の場合は、自ら命を絶ってしまう。
今日も、たいした前兆も無く、自死に突き進んでしまう人がいることが話題に上がっていました。こうした人を、どうやったら救えるのでしょうか。
自殺体験を語ってくださった方が、最後に仰っていました。
「一日でも休むことができたら違っていたかも。 そして、誰かにしんどい思いを話すことができていたら、こうはならなかったかも。」
とても印象的でした。そして、とても考えさせられました。 できることをしていかなければ、と思います。